腸内細菌は、血液型物質を持っているのですが、腸内細菌ばかりでなく、そのほかの細菌や寄生虫もそれぞれ特有の血液型物質を持っていることがわかっています。ある血液型物質を持った細菌に人間が感染すると、その人間の血液型によって細菌に対する抵抗力が異なるため、病気の進行度や重症度が違ってくると考えられています。
肺炎の主原因となる肺炎球菌には、B 型物質を多量に持っているものがあり、B 型の人は肺炎にかりやすく重症化しやすい傾向があるようです。ちなみに、この肺炎球菌に感染して重症化した場合、一時的に患者さんの血液型が変わることがあり、A 型の人がAB 型に変わるケースが多く見られます。これは、肺炎球菌の持つB 型物質が人間の赤血球に付着したことで起こります。しかし、肺炎が治れば、血液型はもとに戻ります。